めぐカコの「麻丘めぐみアルバム」

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zoom RSS 麻丘めぐみ「昭和47年 日本レコード大賞最優秀新人賞」

<<   作成日時 : 2006/12/28 00:47   >>

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昭和47年3月31日大晦日は
麻丘めぐみファンにとって、最も幸せで感動的な日でした。


今回のめぐカコの「麻丘めぐみアルバム」は
この日の様子を再現いたします。



昭和47年の「日本レコード大賞新人賞」は、
麻丘めぐみさん、青い三角定規さん、郷ひろみさん、三善英史さん、森昌子さん
の5組の新人が選ばれていました。
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当時、「日本レコード大賞」の前哨戦と言われていた「日本歌謡大賞」の
新人賞では、森昌子さん、三善英史さんが選ばれました。

それまで麻丘めぐみさんを含めた3人が新人賞最有力と言われていました。

当時、麻丘めぐみさんは、毎日の様にテレビに出演され大活躍されていました。





当時超ハードなめぐみさんの年末年始の主なスケジュール
はこうでした。

1972年12月

            21日 「ビクター創立45周年歌謡パレード」
                東京12ch「歌え!ヤンヤン!」
            22日  フジ「ゴールデン歌謡速報」
            23日  TBS「8時だよ!全員集合」
            24日  文化放送「ピットイン東急」
            25日  TBS「ロッテ歌のアルバム」
            26日  TBS「歌えファンファーレ」
            27日  日テレ「お正月特別番組」
                 NET「ベスト30歌謡曲」
            28日  日テレ「お正月特別番組」
            29日  日テレ「サンデー・ヒットパレード」
                 フジ「ゴールデン歌謡速報」
            31日  TBS「1972輝く日本レコード大賞」

1973年1月
             1日  TBS「お正月特別番組」
                 フジ「夜のヒットスタジオ」






しかし、いざ、「賞」となると、当時、演歌とムード歌謡以外は、
なかなか評価されない時代でした。
私自身、麻丘めぐみさんに最優秀新人賞をとって欲しかったのですが、
直前になって、急激に森昌子さん三善英史さんの2人に絞られて来た感が
ありました。








そんな中で、
昭和47年12月31日大晦日が
やって来たのでした。

私は、ドキドキしながら、テレビを見ていました。
「1972年輝く日本レコード大賞」(東京日比谷・帝劇)は
高橋圭三さんの司会に森光子さんと沢田雅美さんがパートナーで
始まりました。
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当時の日本レコード大賞は、音楽業界の専門家が参加され
現在よりも厳粛な、はるかに権威の高いイベントでした。





番組が始まってまもなくして、
新人賞の受賞者5組の歌唱が紹介されるコーナーに
なりました。

5組の新人がセリから上がってきました。
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高橋圭三さん
「森(光子)さんちょっと伺っていただけますか。」

森光子さん
「この顔ぶれが今年のレコード大賞新人賞の受賞者でございます。
いかがでございますか。」
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森光子さん
「麻丘めぐみちゃんは、いかがですか。
今の心境は。」
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めぐみさん
「このステージに上がれただけでも胸がいっぱいです。」
森光子さん
「でも、最優秀新人賞もらえたら、胸が二杯になっちゃうわね。」
と緊張をほぐしてくださいました。




5組が、それぞれ心境を話された後、
1組ずつノミネート曲を歌われました。

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麻丘めぐみさんが「芽ばえ」
青い三角定規さんは「太陽がくれた季節」
郷ひろみさんは「男の子女の子」
三善英史さんは「雨」
森昌子さんは「せんせい」
でした。
それぞれ緊張した表情で
無事最後まで歌われました。



しばらく各賞の発表があり、
観客席でノミネートされた歌手は
他の歌手の歌を聴いておられました。

めぐみさんも沢田研二さんの近くで
見守っておられました。
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番組も終盤となり、
残すはメインの「最優秀新人賞」
「最優秀歌唱賞」「日本レコード大賞」
の3賞となりました。

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それまでインペリアルルームで審査されていた審査員の方々が
入場して来られました。
審査員を代表して伊奈一男さんが審査結果の入った封筒を2通、
司会の高橋圭三さんに渡されました。

高橋圭三さん
「では、皆さんの前で確かに私お預かりいたします。
こちらが新人賞、最優秀歌唱賞。こうでございますね。
どうもありがとうございました。
確かにお預かりいたしました。」
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太鼓の音と共に
新人賞の5組が再びセリから上がって来られました。
めぐみさんも、緊張した表情で発表を待ちました。
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高橋圭三さん
「それでは、最優秀新人賞を発表いたします。」

ステージが暗くなり、
ドラムの音が静かになり始めました。
ド〜ン、ドン、ドン、ドン、ドン。
会場は静寂につつまれました。

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そして
高橋圭三さんの声が上がりました。

「麻丘めぐみさ〜ん」

めぐみさんにスポットライトが照らされました。
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めぐみさんは、目を大きく見開いて、ステージを見回しました。
首をかしげて呆然と立ちつくだけでした。
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高橋圭三さん
「おめでと〜ございます。
麻丘めぐみちゃん、あなた、あなた、あなた、あなた、あなた。。。
めぐみちゃん、キョトンとしていらっしゃいますが、
どうぞ、どうぞ、どうぞ。。。」

めぐみさんは、首をかしげたまま
ステージの中央に招かれていきます。
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高橋圭三さん
「それでは、表彰式をとり行います。
服部良一さん
どうぞ、賞状と盾をお贈りください。」

めぐみさんは服部良一さんから賞状を
贈られました。

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高橋圭三さん
「おめでとうございます。
おめでとうございます。」

「そして、東京放送からブロンズ像を
昨年の最優秀新人賞をとりました小柳ルミ子さんから
お贈りいたします。」

小柳ルミ子さんからブロンズ像を手渡されました。
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森光子さん
「持てないでしょう。
大切に預かりますから。」
とブロンズ像を預かってくださいました。

高橋圭三さん
「どうも、おめでとうございます。
どう?」

森光子さん
「どう?」
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高橋さん、森さんの二人から尋ねられ
マイクを向けられましたが、
めぐみさんの感激は頂点に達していました。

めぐみさんは、
声にならない声で
「わかんない。。。」
と、ただただ
首を小さく横に振るのみでした。

再び、
マイクを向けられますが
「わからない。。。」
と答えるのが精一杯でした。

声にならないめぐみさんの純粋な感激は、
ブラウン管を通じて鮮明に伝わって来ました。

高橋圭三さん
「お父さま、お母さまは、なんておっしゃるかしら。」
ただ、うなずくめぐみさん。

だけど声になりません。。。
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首を横にかしげながら
声を震わせて
「喜んでくれる。。」と
かすかな声で答える
めぐみさん。
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森光子さん
「喜んでらっしゃるでしょうね。
代わりに返事します。」

高橋圭三さん
「だいたいわかります。
あ、そう、だいたいわかります。」

森光子さん
「通訳しますと
きっと喜んでいらっしゃるでしょう。
よくわかるわ
そのうれしさね。」

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中山律子さんが花束を持って来てくださいました。
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握手をするめぐみさん。
「律子さんでございます。」
高橋圭三さん
「あなたはこの喜びを一番に誰に伝えますか。」
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めぐみさんが声を出す前に
「芽ばえ」のイントロがなり始めました。
かすかな声で口を動かされました。
「お母さん」と答えられたように聞こえました。

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「もしもあの日あなたに逢わなけれっば。
この私は。。。」

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もう、涙がこみ上げてきて止まりません。
作詞家の千家和也さんが花束を持って来てくださいました。
めぐみさんは、深々とお辞儀をされました。



この日のめぐみさんの表情を見ていると、
当時、麻丘めぐみファンになった理由が
十分すぎる程、納得できます。

こんなめぐみさんが好きでファンになったんだと。。。

麻丘めぐみファンにとって最高に感激した大晦日でした。



この年、最優秀新人賞を受賞しためぐみさんは、
翌年
「女の子なんだもん」
「森を駈ける恋人たち」
「わたしの彼は左きき」
「アルプスの少女」
と数々のヒット曲を出して
「昭和48年日本レコード大賞大衆賞」を受賞しました。


歌手個人としての資質を評価した「日本歌謡大賞新人賞」に対して
この年の「日本レコード大賞最優秀新人賞」は、
日本の歌謡界に女性アイドル歌手という新しいジャンルを築いた
麻丘めぐみさんを評価しました。
歌謡界全体へ新しい変化をもたらしたことを重視したのでした。
そして、めぐみさんが築いた基礎は、
桜田淳子さん、山口百恵さん、ピンクレディさんへ、
松田聖子さん、中森明菜さんへと受け継がれていきました。

昭和47年12月31日は、日本の歌謡界で女性アイドルが初めて評価された
歴史的な日であり、この後、女性アイドルが活躍していく上で非常に重要な
役割を果たした日となりました。





 
           昭和48年の大晦日、最優秀新人賞を獲得された桜田淳子さんを
           励まして一緒に歌われる麻丘めぐみさん。
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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
・・・・・でしたね。
まだ白黒テレビだった我が家のテレビでとてつもなく感動したのを覚えています。少し前にTBSチャンネルで1972年レコ−ド大賞を完全放送していましたが、いやぁ、私、感激して観ながらまた涙してしまいました。
めぐみさんが当時の思い出も番組の最後に語ってましたが「すみません」と深々とお辞儀をなさってから「唄わなきゃだめよね」と笑顔で話されていたのが印象的です。どうして私なんだろう、お姉ちゃんじゃないんだろう・・・とかわけがわからなくなった涙だったというふうにも話しておられましたね。
とにかく・・・
めぐみさん、美しすぎて・・・。
嶺上開花
2006/12/28 21:15
嶺上開花さん、ありがとうございます。
この日は、麻丘めぐみファンにとって最高の
大晦日でしたね。
私は、番組が終わってからも、感激して
なかなか眠れませんでした。
やっぱり、こんなめぐみさんが好きだった
んだと、今さらながら納得してしまいます。
めぐカコ
2006/12/28 21:31
その年の賞レースが始まる前はめぐみちゃん優勢だったのに
「悲しみよこんにちは」が伸び悩んだので
賞レースが始まると知らないうちに
森昌子、三善英史優位という状況に変化してしまいました。
だから、日本レコード大賞最優秀新人賞受賞は
本当に嬉しかったです。

翌年の大衆賞受賞の時、
最優秀新人賞受賞はやっぱり正解だった、
と確信しました。
Marco Polo
2006/12/31 23:43
Marco Poloさん、そうですね。
めぐみさん自身も、日本歌謡大賞の後は
受賞が難しいのではと考えておられた
かもしれませんね。
この時のめぐみさんの感激は、今でも
脳裏に焼きついています。
めぐみファン最高の1日でしたね。


めぐカコ
2006/12/31 23:56
いい表情の写真を選んでますね。愛の深さを感じます。
dante
2007/01/06 15:13
danteさん、ありがとうございます。
この日の感動は、いつまでも大切に
残したいと思います。
これからも、よろしくお願いいたします。
めぐカコ
2007/01/06 15:37
いやこの日は、めぐみファンとしては最高の日だったと思います。小学1年生だったませガキの私もTVの前でくぎずけになって、’めぐみちゃんが取る!めぐみちゃんが取って!’と願ってました。当時、あまりにも前評判が三善英史さんと森昌子さんに集中してたので、めぐみさんが取るとはほとんどの人が思ってなかったでしょう。35年後になって、あの映像をもう一度、一度でいいから見たい見たいと思ってた矢先、先日Youtubeであの感動の映像を発見したときの感動はもう、、、、涙がこぼれそうになるくらいうれしかった!!それにしても、この映像の中のめぐみさん、本当にお姫様のようで、可愛いですよね!アイドルの王道をいくアイドルでした。でも、翌年のレコード大賞で大衆賞と取ったときの’わたしの彼は左きき’の映像、だれかもってないかな!?どこにもまだ出てこないですよね。
NYより
2007/04/30 06:38
この日のめぐみさんの受賞シーンは、何年経っても
脳裏に焼きついています。
受賞されたとき、めぐみさんが
「大変な事になってしまった。」
という表情をされるのですが、
めぐみさんがこれからも、歌手を続けていこうと
決心されたのもこの受賞からかもしれませんね。
すべては、この時から始まった様に思います。

翌年のレコード大賞大衆賞を受賞された日は、欠席
されており、大晦日はしっかりと「わたしの彼は左きき」
を歌われました。その時の映像は最近までYoutubeにあり
ましたが現在は、削除されています。
めぐカコ
2007/04/30 12:22
そうですか、、、、。残念です。見たかったな、、、、。大晦日の紅白の映像は見れるんですけどね。でも、Youtube中に’芽ばえ’の当時のプロモーションビデオもどきのものを発見した時も超感動でした!あれは、私も今まで一度も見たことのない映像でしたから。リアルタイムでも見たことがなかったし、存在していたことすら知りませんでした。めぐカコさんは存在を知っていましたか?あれは多分、゜芽ばえ’のシングルのジャケット撮影とビデオの撮影と同時にしてるものですよね?赤の衣装は同じもののような気がします。
NYより
2007/05/01 11:43
「芽ばえ」のプロモーションビデオは、以前、ユーキャンから
出ていましたビデオ「歌の妖精」からの映像でした。
このビデオは、いろんなアイドル歌手の当時の映像が入っており、
めぐみさんのものは、「芽ばえ」「女の子なんだもん」「森を駈ける
恋人たち」「わたしの彼は左きき」「ときめき」の映像が入っています。
特に、「女の子なんだもん」が最高にかわいい映像となっています。
めぐカコ
2007/05/01 20:42
めぐみさんの表情が生き生きと記録されていますね。このブログはタイムマシンのようです。この時代、レコードと生歌の違いがありました。最初の二曲は効果が強すぎるように感じていたのは自分だけでしょうか・・・。生歌はめぐみさんの発音の丁寧さや言葉ひとつひとつの優しさを感じていました。ひばりさんもそうでした。
ぜっと
2012/06/18 06:26
ぜっとさん、ありがとうございます。
あの時代のめぐみさんに出会いたくなったら
いつでも、お立ち寄りくださいね。
あの日のめぐみさんの歌声、表情が今でも
蘇ってきますね。
めぐカコ
2012/10/08 21:51
初めまして、なつかしく見ていました。
私はデビューからのひろみさんのファンなんですが最初の写真FBに載せていいでしょうか?
GO
2015/07/04 22:27
郷ひろみさんのファンなのですね。
めぐみさんと同期の郷ひろみさんは、私の青春の中でも
常にご活躍されていましたね。
郷さんの「小さな体験」や「裸のビーナス」など
は特に古き良き時代で懐かしく感じます。
いつまでもご活躍して欲しいですね。
郷ひろみさんのページもありますので
よろしかったら、「めぐカコ 郷ひろみ」
で検索してみてください。
写真はどうぞ。
めぐカコ
2015/07/06 21:17
返信有難うございます。感謝します。
FBでたくさんのひろみファンと盛り上がっているので新人賞の写真は飛び上がって喜んでくれると思います。
めぐカコ 郷ひろみ読ませて頂きますね。写真も使わせて貰うかもです。
GO
2015/07/07 00:08

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麻丘めぐみ「昭和47年 日本レコード大賞最優秀新人賞」 めぐカコの「麻丘めぐみアルバム」/BIGLOBEウェブリブログ
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