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zoom RSS 麻丘めぐみ 『お宝TVデラックス』第11回 〜 あっぱれ時代劇

<<   作成日時 : 2008/03/02 17:23   >>

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平成20年1月12日のNHKBS2『お宝TVデラックス』は、
「あっぱれ時代劇」というテーマで放送されました。

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ゲストは、
     小松政夫さん
     ペリー荻野さん(時代劇評論家)
     井上和香さん(タレント)
      松村邦洋さん(タレント)

のみなさんでした。






@小松政夫さんのお宝テレビは『隠密剣士』
1962(昭和37)年〜1965(昭和40)年放送
でした。

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主役は、大瀬康一さんが演じる 「秋草新太郎(あきくさしんたろう)」。
徳川11代将軍家斉の異母兄弟です。
 
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江戸幕府転覆をもくろむ敵を得意の「新陰流(しんかげりゅう)」で迎え撃ちます。


隠密剣士に仕え名脇役として人気を得たのが
牧冬吉さんが演じる伊賀忍者 「霧の遁兵衛(きりのとんべえ)」でした。


そして
秋草新太郎を慕う少年は 周作(大森俊介さん)でした。
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3人の絶妙なコンビネーションはお茶の間の話題となりました。



スペシャルゲストとして主役の大瀬康一さんが登場されました。

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スピード感に溢れた迫力ある立ち回りのシーンはみごとでした。





また、この番組の人気を呼んだのが忍者たちの使う
さまざまな忍法でした。

     甲賀忍法 刀車 かたなぐるま (壁や天井を自由自在に歩いて攻め込む技)
     水遁の術 すいとんのじゅつ   (水の中に潜む技)
     木遁の術 もくとんのじゅつ   (木に変身する技)
     まきびし              (追手をかく乱する技)
     忍法 むささび落し        (むささびのごとく舞い降りて攻撃する技)
     忍法 まんじ凧           (大凧に乗って上空から攻撃する技)


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CGの無い当時、さまざまな工夫で撮影されたそうです。





また、監督であった船床定男さんが
撮影の中でも特に感情移入したのが
隠密剣士「秋草新太郎」と少年「周作」との会話のシーンでした。
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隠密剣士には随所に人の生きる道を諭すセリフが
散りばめられていました。


これは、単なる活劇ドラマでは無く、
多くの子供たちに対する監督のメッセージが
込められた番組だったのです。



最後に、
大瀬康一さんは、
「月光仮面」「隠密剣士」といった
ヒットした大切な番組に出演できたことを
改めて感謝の気持ちで振り返っていますと、
涙ぐまれていました。

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Aペリー荻野さんのお宝テレビは
市川崑監督の『木枯し紋次郎』
1972(昭和47)年〜1973(昭和48)年放送 
でした。
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舞台は江戸時代の後期 天保年間。

主人公は上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれたという紋次郎。


彼は10歳の時に国を捨てて無宿の渡世人となり関八州や遠州そして信州と
旅から旅の暮らしを続けています。

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紋次郎を演じたのは当時新人の中村敦夫さん。



紋次郎は旅の途中にさまざまな人たちに出会います。

紋次郎が言う「あっしには関わりがねぇこって」は流行語にもなりました。

そう言いながらも、出会った人についつい関わり
紋次郎は揉め事に巻き込まれていきます。




スペシャルゲストで中村敦夫さんが登場されました。


紋次郎のトレードマークは口にくわえた長い楊枝(ようじ)。
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中村敦夫さんの楊枝の使い方として
武器としては使わない
粋な使い方をしようと
と決めておられたそうです。





市川崑監督も、さまざまなこだわりを見せておられます。

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「三度笠」と「道中合羽(どうちゅうかっぱ)」
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「所持品」や「食事」といった日常生活の表現
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野山を駆け回っての「殺陣(立ち回り)」

リアルさが新鮮で話題となりました。






また、
京都 太秦の「大映」京都撮影所の中に「木枯し紋次郎」
のセットが作られ撮影が始まってまもなく
大映は倒産し、大映京都撮影所は閉鎖されてしまいます。


大映の倒産により、野外でのロケが増えます。

ところが、ロケが増えたことによって、
自然の中で活躍する紋次郎の姿が
逆に人気を呼んでいくことになります。
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中村敦夫さんにとって『木枯し紋次郎』は

「自分の存在とか名前が
国民的なスケールで認知された最初の出発に
なったきっかけですよね。
ですから、運命的なものだったのかなという
風に感じますよね。」

と振り返っておられました。


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B松村邦洋さんが選ばれたお宝テレビは
NHK大河ドラマ「おんな太閤記」 1981(昭和56)年放送
でした。

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脚本をされた 橋田寿賀子さん がスペシャルゲストで登場されました。


『おんな太閤記』は、橋田寿賀子さんによって
豊臣秀吉の妻「ねね」の視線にたった新しい物語として
生まれ代わりました。


「歴史」は、勝った男性のものといった
それまでの考え方を一新するものでした。

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橋田寿賀子さんは、ドラマの中に
戦争シーンは一切入れませんでした。


桶狭間の合戦も凱旋から入っています。
男たちの戦う姿より
待っている人々にスポットを当てました。

戦争へ送る家族、迎える家族
を中心で描かれました。


本能寺の変では信長がどのような最後を遂げたかよりも、
残された女たちがどう考え、どう行動したかに注目します。

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また、
「秀吉」と「ねね」は理想の夫婦像として視聴者の共感を呼びました。
「秀吉」が「ねね」に対して呼ぶ「おかか」という言葉は当時流行になりました。
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豊臣秀吉を演じられた西田敏行さんによれば、
『おんな太閤記』は、スケールの大きなホームドラマでした。
と話されています。






ラストで、「秀吉」の死後、「ねね」は、
「大阪夏の陣」で炎上する大阪城を見つめるシーン。
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亡くなった「秀吉」が「ねね」の前に現れ、
「生まれ変わったら、中村(の村)で百姓を一緒にしよう」
と話しかけます。



橋田寿賀子さんは、

当時の純粋な自分が秀吉の妻「ねね」に投影されていたことを
感じとられ
26年前の素敵な自分を振り返っておられました。
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C最後のお宝TVは
『コメディ お江戸でござる』1995(平成7)年〜2004(平成16)年放送
でした。


江戸の下町を舞台にした公開コメディースタイルの時代劇でした。


登場人物はすぐ隣にもいそうな江戸の庶民たち。
彼らの暮らしぶりがコミカルに紹介されました。


ゲストの
小松政夫さんも文治役で
ご出演されておられました。

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芝居を楽しんだあとは
「歌謡ショー」


そして閉めは
「杉浦日向子のおもしろ江戸ばなし」
でした。

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江戸風俗研究家 杉浦日向子さんが、
芝居で取り上げられたシーンの中から
江戸の本当の姿を紹介される人気のコーナーでした。



それまでの江戸に対するイメージを
くつがえすものでした。



江戸庶民の生活にスポットを当てたこの番組は高い人気を誇り
9年にわたって放送され、江戸ブームのさきがけとなりました。



人間関係が密であった江戸時代の庶民を主人公に作られたこの番組。

視聴者は新しい江戸の知識とともに、忘れてしまった何かを
思い出したのかもしれません。



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              次回の『お宝TVデラックス』
             平成20年3月15日(土)20:00〜22:00 BS2
             は、「朝を彩るヒロインたち」というテーマで
 
                  取り上げられる番組は
                   「鳩子の海」
                   「雲のじゅうたん」
                   「澪つくし」

                  ゲストは
                   斉藤こず恵さん
                   藤田三保子さん
                   浅茅陽子さん
                   川野太郎さん
                   長谷川初範さん
                   高見恭子さん
                   山田雅人さん
                   堀越のりさん
                  です。

                   お楽しみに。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、毎週、素敵な情報提供、ありがとうございます。
次回も訪問させてもらいます。

ファンサイトの掲示板に、FOREVERなんて書いたので、私が補完させてしまったのか、と、心配していました(^^;

大丈夫ですよね・・・。
灘区のK子
2008/03/04 18:21
灘区のK子さん、コメントありがとうございます。
めぐみさんの生涯ファンの私にとって、FOREVER
とお書きいただいたのは、同志としての励ましにも
思えとてもうれしいです。
この、ブログも、まもなく終了させていただきますが、
私のめぐみさんへの想いは、FOREVERです。
めぐカコ
2008/03/04 22:41
今まで存在した町方で史上最強だったのは「新吾捕物帖」の駒形の新吾親分。でも新吾には「字が読めない」という弱点がありました。寺子屋のめぐみさんに教わるんですがめぐみさんは廓(くるわ)に売られてしまうんです。思いっきり新吾に感情移入してしまいました。この時代劇はワンパターンではなく今思えば不思議な脚本でした。エンディングで死んだ親のそばで泣いている二人の子どもと新吾の表情は忘れられません。どんなに強い新吾でも世の中を変えられない壁にぶちあたって挫折している姿は現実に「今」生きている社会を捉えていました。
ぜっと
2010/10/31 06:42
ぜっとさん、コメントありがとうございます。
時代劇は、当時を表わしているだけでなく、
現在をも映し出して、われわれに大切なこと
を伝えてくれますね。
だから、いつの時代でも常に支持される番組
なのでしょうね。
めぐカコ
2010/10/31 15:20

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