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zoom RSS 麻丘めぐみ『お宝TVデラックス』第7回目〜「知るは楽しみなり」

<<   作成日時 : 2007/10/13 23:16   >>

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平成19年9月8日放送の『お宝TVデラックス』のテーマは、
「知るは楽しみなり」でした。


オープニングは、高山哲哉アナウンサーによる
『クイズ面白ゼミナール』の鈴木健二さんの名セリフのモノ真似
で始まりました。

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ゲストは、
エッセイスト 安藤和津さん
脚本家  市川森一さん
タレント  英玲奈さん
明治大学教授 北野大さん
の皆さんでした。


@安藤和津さんのお宝TVは『知られざる世界』
1975〜1986年(昭和50〜61年)放送
でした。
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『知られざる世界』は、
科学ドキュメンタリーのさきがけと言われる作品でした。

知的好奇心をそそられるさまざまな未知の世界を紹介し、
科学の目で、その不思議や謎に迫りました。

番組では専門家でさえも見た事が無い貴重な映像も登場しました。

『ウバザメの神話 サメ信仰と日本人』
1976(昭和51)年12月19日放送では、
それまで生態が謎に包まれていた深海に棲むウバザメを
三重県沖で世界で始めてその水中撮影に成功しました。


また、『人類は氷河からやってきた第5氷河期は来る』
1977(昭和52)年7月24日放送では
氷の分析から200万年前の氷河期の存在を解明し、
人類が猿から進化した年代との謎を調べました。


『瞬間衝撃594キロ!! 空手でコンクリートを割る』
1982(昭和57)年5月23日放送では
日本の武道、「空手」が生み出す驚くべき力の秘密が
詳細な計測で解き明かされました。

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さらには
『謎のUFOを斬る! 初公開コンピューター分析』
1978(昭和53)年10月8日では
UFOを写したとされる画像をコンピューターで分析し、
その存在の可能性にも科学的にアプローチされました。


『推理 ガン細胞のナゾ』
1975(昭和50)年12月14日放送では、
ガン発生のメカニズムを顕微鏡撮影によって克明に記録されました。

この回の放送は国際的にも高い評価を受け、
フランスの「第1回 国際科学番組フェスティバル特別賞」を受賞しました。


『ヒトの祖先と暮らす幻のピグミーチンパンジー』
1982(昭和57)年6月6日放送では、
餌付けをしながら7年がけでピグミーチンパンジーの観察をして
人類の祖先の姿を見ることができました。
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『溶岩6000万トン村に迫る!!エトナ火山と闘う』
1983(昭和58)年6月19日放送では、
集落に迫り来るエトナ火山の溶岩の流れを人工的に変えようとしました。

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今見ても夢中になって見入ってしまう内容のもの
ばかりでした。



『知られざる世界』は、さまざまな分野の未知なる世界に挑戦し
新しい科学番組を開拓しました。


安藤和津さん
「人間って、時代が変わっても、興味、好奇心のベクトルって同じなんだなあ
って思いますよね。

今、この(当時の)タイトルで番組出したら、このままで、興味を持って見ますよね。」

と、この番組のすばらしさを話されました。


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A市川森一さんのお宝TVは
1974〜75年(昭和49〜50年)NHK放送開始50周年記念番組として
15回に亘り放送された『未来への遺産』でした。

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「人類の偉大な昨日を知って明日を夢見る。」
というキャッチフレーズを掲げ、取材した国の数は
およそ50カ国、150箇所の遺跡が紹介されました。

イランの「ペルセポリス」
スーダンの「メロエ」
エジプトの「アブシンデル神殿」
グアテマラの「ティカルの神殿群」
ウズベキスタンの「ブハラ」
メキシコの「巨石人頭像」
エジプトの「アスワン」
等々。

詩的なナレーションと美しくまたダイナミックな映像。

さらに武満徹さん作曲の音楽が見事に絡みあい
『未来への遺産』は、古代へのロマンを掻き立てました。

人類数万年の営みの痕跡を毎回、番組独自の角度から取り上げ
一般視聴者ばかりか世界中の多くの専門家たちの関心を呼びました。

そして 女優の佐藤友美さんが演じる「幻影」も話題となりました。
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市川森一さん
「昭和49年というのは、テレビもドキュメンタリーもドラマも
ものすごく、活気に溢れているときなんです。

世の中は、騒然としていましたよ
オイルショック等でね。

そういう中で、ようやくドラマやテレビというのが
テレビ独自のものを、どんどん作つていく。

だから『未来の遺産』を見たときは
やっぱりテレビがもう一つ進化したなあ。
そういう衝撃と興奮を覚え、刺激を受けましたね。」


北野大さん
「僕が一番印象に残っているのは『未来への遺産』っていうタイトル
ですよね。
遺産というのは、われわれにとって遺産だけれど
未来へ残し続けて行けっていう(意味ですからね。)」


『未来への遺産』によって、日本で始めて紹介された遺跡も
ありました。

今でこそ、みんなが知っている

チリの「イースター島のモアイ像」
ナスカの「地上絵」
アフガニスタンの「バーミアン遺跡」

は、この番組で初めて日本に紹介されたのです。

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バーミアンの大仏は2001年にタリバンによって爆破されました。


市川森一
「今や『バーミアン遺跡』はかけらも残らない。
あれが、爆破されていく様を私たちは見ましたからねえ。」
本当にそれだけでも戦争は未来への遺産を奪っていくものか
ていうことが、これを再見することで改めて惜しいものを
無くしたなあという気持ちになります。」


北野大さん
「正に未来への遺産をわれわれの世代で壊してしまったんですからねえ。」


めぐみさん
「この時代の人たちが何か今の時代に伝えたかったものとか
たぶんたくさんあったんでしょうね。」


市川森一さん
「『未来への遺産』のファーストシーンの
最初の冒頭のセリフは
『ヒトはなぜ廃虚に向かって旅立つのか』
っていうところから始まるんですよ。


廃虚とか文明というのは『人の一生』と一緒で
『一度滅んだのものは全く同じものは2度と戻らない。』
というところにその廃虚の中に自分を投影していく。


単に古いものを見て歩くだけじゃ無く、
滅んでいったモノの中に自分の魂を
見つけていくという凄い作品なんですよね。」



市川森一さん
「『未来への遺産』を私たちがどれだけ大事にしていくかということを。。。
そして、その遺産は今、今日ここでも作られているわけですから、
やっぱりそれは未来の為に(大切に残していかなければなりませんね。)
日本にはそういう財産も遺産もたくさんあるわけですからね。」















B北野大さんのお宝TVは『クイズ面白ゼミナール』
1981〜1988(昭和56〜63)年放送でした。

この番組は、毎回、鈴木健二アナウンサーの

「こんばんは、皆さん。『知るは楽しみなり。』と申しまして
知識をたくさん持つことは、人生を楽しくしてくれるものでございます。」

という言葉で始まりました。


番組は4つのコーナーに分かれていました。

@解答者を一人ずつ紹介しながらウソ・ホントで答えていく「紹介クイズ」
A小学校の教科書を参考に作られた「教科書クイズ」
B歴史の意外な一面を講談調の語りと芝居で楽しめる「歴史クイズ」
C一つのテーマを掘り下げて意外な発見をする「ゼミナールクイズ」
さらに番組では視聴者がよりテーマにつき知ることが
できる様にと専門家による特別講義まで行われました。

『クイズ面白ゼミナール』は、
最高視聴率44.2%を記録しテレビ史に残る番組となりました。


北野大さんは、
鈴木アナウンサーがカンペもメモも持たないで
何も見ないで全部暗記して正解だけでなく解説
までされているのには非常に感心されていました。
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特別ゲストとして「鈴木健二さん」が登場されました。
鈴木健二さんによれば、
当時のクイズ番組は正解率をだけ競い
当たれば莫大な賞金商品をくれるという形式で、
そういう番組は、「テレビの堕落」だと思っておられたそうです。
ちゃんとした情報を知的に楽しく提供するそれがクイズの本道
であると考えられ、この番組が制作されることになったそうです。


『クイズ面白ゼミナール』で出題される問題は、
クイズ本や雑学辞典類の本には絶対に載っていない
オリジナルの問題のみを専門書を読んで作成されたそうです。

毎回、200問もの問題を作成され、その中から20問ぐらいに絞って
リサーチ、チェックをされたそうです。


チェックは、「三文献二系統」という方法で行われました。
一つの文献で出ていたからと言ってもすぐに放送では使えず、
三つの文献と二人の専門家のチェックを受けて初めて使われたそうです。

そして、その問題は鈴木健二さんとの打ち合わせで
再検討するため毎回50ページ近くの資料集としてまとめあげられたそうです。

鈴木健二さんは、この資料全てに目を通し、細かい数字も全て記憶され、
スタジオには台本を持ち込むことさえなかったそうです。

さらに、
鈴木健二さんは、自分なりのルートによって、
ディレクターが調べた以外の方面からも取材も必ずされていたそうです。

収録で、鈴木健二さんが資料に無い数字を話されることもあったそうです。
収録が終った後、スタッフで、その数字が正しいか逆チェックして、
確認してから放送されることもあったとのことです。

チーフプロデューサーからは「(鈴木健二さんの知識に)負けんなよなあ。」
と、スタッフの方によく言われていたそうです。

鈴木健二さんは、
「インターネットでもテレでも出てきた情報は広いけれども薄いんですよ。
これを確実にするのは本なんです。
日本人が今こんなに学力が無いって言っていますけれど本を読まないから
なんですよ。」

めぐみさん
「番組冒頭の『知るは楽しみなり』は鈴木さんがお考えになったお言葉ですか。」
と鈴木健二さんにお尋ねになりました。

鈴木健二さんによれば、
最初に話される言葉を考えていないうちに、番組がスタートする本番時間
になってしまい、テーマ音楽が鳴り始めた瞬間に思い出された
のが「知は楽なり」という中国の老子の言葉だったそうです。

鈴木健二さんは、その言葉をとっさに『知るは楽しみなり』と、
言い換えられたそうです。




また、この番組では、数々の実験をされていますが、
この番組では、常に本物のスタジオショーを
目差されていました。

そのため、あえてVTRの映像を使用しないで、
第1回から最終回までまる8年間通してすべて
鈴木健二さんやアシスタントの助手が現場で
実験されたそうです。





また、「歴史クイズ」では、毎回、芝居の出演者とともに
鈴木健二さんのこの言葉で終わりました。

「それでは、テレビをご覧の皆様にご挨拶いたします。
これが本日の私どもオールスターキャストでございます。
本日もご覧いただきましてありがとうございます。ありがとうございます。」


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めぐみさん
「最後の部分のあのセリフも鈴木さんが(お考えになったものなんですか?)」

鈴木健二さん
「私のアイデアで、無理やり入れたんですよ。
これだけはやると。

一種の社会に対する反抗みたいなもんですよ。

私自身について言えば終戦直後のときから障害を持つ子に
接することがたくさんございました。

そして、どんな人間もみんな素晴らしい才能を
一つは持っているんだと。。。

その一つを出し合って世の中って出来ているんだと。。。

それを持ち込んで、馬の足をやる人も
それから主役をやる人も
それぞれ相手の才能を尊敬しあって初めて
ドラマとかができているんだ。
テレビっていうのは。

本質的にご覧下さる方視聴者に対する
感謝と尊敬が底辺にあって
その上に立っての言葉使いであり
いろいろな振る舞いなんですね。

その一番基本が(最近は)無い。
この番組だけはやろうと。」


北野大さん
「『気配りのすすめ』という本がありましたけれど、
まさにあの本の書かれてました志がこの番組も活かされているんですね。
スタッフにも気配りをし、見てくださる方にも、もちろん気配りすると
いう、まさにその通りですね。」

この歴史クイズのスタッフキャストは
8年間ほとんどが変わりませんでした。
だから「阿吽の呼吸」でできたそうです。



『お宝TVデラックス』では、19年ぶりに
鈴木健二さんによって『クイズ面白ゼミナール』を
オリジナルの問題によって行われるコーナーもありました。

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最後にめぐみさんが
「鈴木さんにとって『知る』っていう事はどういう事ですか。」
と尋ねられました。


鈴木健二さんは、
「(大切な事は、)
『自分は何にも知らない人間だった。』
という事を知る。ってことですね。

これをやらないと次へ行かないんですね。

この頃の若い人、すぐに『最高!』なんて言うんです。

あれでおしまいなんですよね。
もうそれ以上は無いんですね。

そうじゃ無くって、いつも謙虚に、

『自分は何にも知らない人間なんだ。』

という事を自分で知るってことが
次に知っていくために大切ですね。

『なんじ、自分を知れ。』
 
って事になりますね。」

と、最後に結ばれました。

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次回『お宝TVデラックス』は
「宇宙へのロマン」をテーマとして

「キャップテンウルトラ」
「銀河鉄道999」等
の作品が取り上げられます。

ゲスト
大槻ケンジさん
清水ミチコさん
渋谷飛鳥さん
柳家小ゑんさん

平成19年10月13日
BS2 21:30〜23:30
          です。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
知るとは
人間を成長させ
謙虚にするんだなあと
思いました、とかく
知識が出来れば私も含めてですが
満足してしまいます、「クイズ面白ゼミナール」
は見てましたから皆で調べてそしてちゃんと
見てもらって真実を知る、当時としては画期的な
番組だと感じます、トリビアの泉でもあったように
人間はどうでもいい知識を得ることで満足する動物
、すなわち知りたがりかもしれないのです、けど
それは誤解も与えることもあったりそして他人の反感を
集めたり、なかなか難しいところでもあるのですが・・・。
けど私かつて高校時代大学受験の時史学部に行こうと思った
時期がありました、それだけ日本史・世界史とりわけ
日本史が好きだったのです。それぐらい歴史は
興味がありました、むさぼるように本を読んだ記憶が
あるぐらい歴史は好きでした、それを思い出させてくれた
お宝TVでした。
一条 輝
2007/10/14 09:41
一条 輝さん、コメントありがとうございます。
人間、一生勉強ですね。
学生時代は、教科書、参考書等々を勉強する
のが知識の全てかと思って読んでいましたが、
社会に出ると、仕事のため、家庭のため
健康のため、人間関係のため、趣味のため
等々、あらゆる場面で「知識」が必要な場面が
あり、自分が前向きに考える気持ちさえ
あれば、一生、知識に対して取り組む
ことができるのですね。
鈴木健二さんの様な知識の持ち主でさえ、
今なお、知識を求めて勉強されている
のですからね。
めぐカコ
2007/10/14 13:05

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麻丘めぐみ『お宝TVデラックス』第7回目〜「知るは楽しみなり」 めぐカコの「麻丘めぐみアルバム」/BIGLOBEウェブリブログ
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